【ホームベーカリー】食パンは買うのと作るのどっちが安い?

食パンはスーパーで買うのとホームベーカリーで作るのとでは、どっちの方がコスパはいいの?
自炊の方が節約になるし、もしかしたらパンもそうなのかな?

節約になる上に焼きたてのパンがお家で食べられたらいいなぁ。
節約を考えた時に、朝食で食べる食パンはスーパーで買うのと、家でホームベーカリーを使って焼くのとではどちらが節約になるのだろう?と一度は頭に浮かんできた方も多いと思います。
節約になる上に焼きたてのパンが食べられたら嬉しいですよね。
そこでこの記事では、スーパーで食パンを買うのと、家で焼くのとではどちらがお得なのか検証しました。

家で焼くパターンは、パンミックスと粉からそろえた時の2パターンで計算しています!
金額にはホームベーカリー本体の代金は含めずに計算しています。
スーパーで食パンを買うのと、ホームベーカリーを使って自宅で焼くのと、どちらが得なのか?
結論
スーパーで買う方が安いが、パン屋で買うよりは安い!
我が家の最安値食パンは105円

まず基準となるスーパーの食パンの値段ですが、わが家の近隣で手に入る一番安い食パンの値段は105円です。
普通においしく食べられますが、めちゃくちゃおいしくてこれが食べたい!というほどではありません。
ホームベーカリーを手に入れるまでは、この食パンを食べていました。

十分満足できるクオリティの食パンです!
パンミックスを使った場合
パンミックスを使用するのが一番簡単だと思いますので、まずはパンミックスを使った場合を考えてみます。
食パンを作るときにかかるお金は、材料費+ホームベーカリーの電気代1回あたり約50円の合計です。
パンミックスはこちらで計算してみました。
このパンミックスを使った場合、一斤分のパンミックス353円+電気代50円=403円
foodableで付いてきたパンミックスなので使ったことがあり、味が分かっているためこのパンミックスで計算しましたが、もっと安いパンミックスを選べば、さらに費用を抑えることができます。
このパンミックスであれば一斤分147円なので、147円+電気代50円=197円ほどに費用を抑えられます。
スーパーにもこの金額くらいの食パンは売っているので、これくらいのパンミックスで味が好みのものがあれば、スーパーで買う程度の値段にできますね。

安くて美味しいパンミックスが見つけられれば、スーパーで買うのと同じくらいにできそうだね!
粉から作った場合

次は、粉から材料をそろえて作った場合のコストを見てみます。
計算に使ったのは、SD-MDX4の「パン・ド・ミ」レシピです。
材料は、強力粉278g、バター15g、砂糖17g、スキムミルク6g、塩5g、水190g、ドライイースト1.4g。
それぞれ、近所のスーパーで買った商品の価格と内容量から、使った分だけの金額を出してみました。
必要な材料と分量 | 1個あたりの量と金額 | 使用する分量の金額 |
---|---|---|
強力粉250g | 1kg 278円 | 69.5円 |
バター15g | 150g 441円 | 44.1円 |
砂糖17g | 1kg 300円 | 5.1円 |
スキムミルク6g | 150g 421円 | 16.8円 |
塩5g | 1kg 105円 | 0.5円 |
水190g | 0円 | 0円 |
ドライイースト1.4g | 50g 321円 | 8.9円 |
材料の合計金額は144.9円となりました。この金額の合計に電気代50円をプラスすると、1斤あたりの金額は194.9円、約195円となります。
こちらもパンミックスと同じく、材料を工夫すれば、さらにコストを抑えられそうです。
安いパンミックスと同様に、スーパーの一番安くはないけれど普通に売っている位の値段には抑えられることが分かりました。

強力粉とバターの値段がけっこうネックなので、そこをうまく抑えられれば、もっと安く作れそうですね。
手作りするメリット

普通に作るとスーパーで買った方が安く、手間もないことを踏まえても、手作りするメリットとしては
- 添加物が入っていない
- 焼きたてを食べられる
- 作る楽しさがある
という点があります。
焼きたてが食べられるのはいうまでもありませんが、添加物が気になる方にはおすすめですし、作る楽しさがあります。
ホームベーカリーに粉をセットするだけでも、「あぁ、明日焼きたてのパンが食べられるんだ」とワクワクしますし、焼きたてのパンの香りで目覚めるのも気分が良いものです。
それに、生地だけ作ってロールパンやベーグルなどアレンジパンを作ることもできます。レーズンやナッツなどを入れてみたり、手作りだからこそできるアレンジや楽しさは、最大のメリットですね。

ホームベーカリーはパンだけでなく、ピザやお餅なども作れるので、休日のお昼に焼きたてのピザを作る、なんてこともできちゃいます。
手作りするデメリット

では手作りのデメリットは何かというと、
- 買ったほうが安い
- 面倒
安くて美味しいパンミックスを探したり、少しでも安い材料をそろえようと考えるのも大変だし、結構な手間ですよね。
なんとなく買ってみた材料では、スーパーで買うほどの安さには抑えられません。
また、食パンを食べる頻度にもよりますが、材料を準備してホームベーカリーにセットする手間もありますし、当然、使った後は洗い物もあるわけです。
洗うのはパンケースとパン羽根だけですが、パン羽根の穴の部分はパン生地が取れにくいので、小さいブラシで洗ったほうが良いことが多いです。
それを毎回洗うのは面倒だな…という方にも、手作りは向いていないかもしれません。

少しでも安い材料を探したり、毎回パンケースやパン羽根を洗うのはめんどくさいかもしれないな…
米粉パンは作ったほうが良いかも!

小麦アレルギーで米粉パンが食べたい時や、グルテンフリーにしたくて米粉パンを探してみても、近くのスーパーには売っていないことも多いと思います。
私自身、大人になってから小麦アレルギーを発症してしまったことがあり(今は完治しています)、パンが大好きなのに食べられなくて非常に困りました。
その当時はまだ米粉パンがメジャーではなく、グルテンフリーなんて言葉もなかった頃だったので、実家の母がどこからか探した米粉パンを送ってくれたりしました。
しかも、パン1斤ほどの量の米粉パンが当時は700円くらいだったと思います。高くてめったに食べられませんでした。
そんなとき、ホームベーカリーさえあれば、グルテンフリーの米粉パンが作れるのです。
米粉パンが手に入りづらくて困った当時の私のような方がいれば、ホームベーカリーで米粉パンを作ってみるのもアリではないでしょうか。

その当時米粉パンがメジャーではなかったので、高価で手が出しづらく、パンが食べたいのに食べられなくて本当に辛かった…
あの頃米粉パンが作れるホームベーカリーがあれば…!と強く思います。
まとめ 安くはないけど、手作りの良さはある!

食パンは買うのと作るのどっちが安い?
買ったほうが楽で安い!でも手作りならではのメリットもある。
食パンは買うのと作るのとではどっちが安いか?という疑問は、「買った方が安い」という結論となりました。
節約を考えるなら食パンはスーパーで買うのが良いですね。
ただ、買った方が安いという事実はありますが、手作りならではのメリットもあります。
- 添加物が入っていない
- 焼きたてが食べられる
- 作る楽しさがある
- グルテンフリーの米粉パンが作れる
節約目的でホームベーカリーを検討していた方には少し論点がずれてしまいますが、手作りならではの魅力もたくさんあります。
そしてこの記事を読んでパン作りに少しでも興味を持ってくれた方は、まずはホームベーカリーは買うのではなく、レンタルしてみてください。
ホームベーカリーは買っても使わなくなってしまうことも多い家電なので、レンタルして自分のライフスタイルに合っているかまずは試してみましょう。
レンタルしてみて、ホームベーカリーでパンを作るの楽しいな、案外面倒に感じなくて使うな、と思ってから購入すると失敗が少ないですよ。
ホームベーカリーをお得にレンタルできるサイトのまとめはこちら